こんちには、ちゃりおです。
鶏むね肉は、安い・高たんぱく・低脂質という筋トレやダイエットにとてもいい食材です。
筋トレしている人はたべる機会が多いのではないでしょうか。
よく食べるからこそ、できるだけ手間は少なく美味しく食べたいものです。
楽な方法を求めて鶏むね肉の調理法いろいろ試しましたが、現在は低温調理に落ち着いています。
低音調理のメリット
- 手間が少ない
- 大量の鶏むね肉を一度に調理できる(2kg)
- しっとりやわらかく仕上がる
手間が少ない
手順は後ほど紹介しますがとても楽です。
肉をジップロックに入れて、水槽に入れて放置するだけです。
低温調理は塊肉を調理にするのに適した方法なので、あらかじめ切ったりフォークで肉に穴を開ける必要ありません。
また、直接肉を容器にいれるわけではないので調理時点では洗い物が発生しません。
肉を切り分ける際に、キッチンばさみを使えば洗い物を減らせます。
一度に大量の鶏むね肉を調理できます。(以下の容器だと2kgはいけました)
作り置きしておけば、毎回調理しなくていいので手間を減らせます。
余談ですが、以前は炊飯器を使って鶏むね肉を調理していました。
3合炊きだったため1kgもできませんでした。
低温調理の機器を買うのは1万円以下なので、炊飯器を新調するより安くすみました。
また、鶏むね肉を調理している時間に本来の用途で使えないのも辛いところでした。
しっとりやわらかく仕上がる

タンパク質は60度前後の温度で凝固し、68度から水分が抜けます。
そのため、高温で調理すると水分が抜けパサパサした食感になります。
しかし、低音すぎるとバクテリアを殺すことができず食中毒のおそれがあります。
低温調理器メーカーのAzrstyのレシピによると、鶏むね肉を調理する最適な温度と時間は61度で1時間とあります。
低温調理器を使用することで、簡単に実現できます。
普通に鍋で調理する場合、温度計と火の状態をみながらやる必要があり大変手間です。
一般的な炊飯器の保温は約72~74度と言われています。
(メーカーによってはちょっといい炊飯器だと60度で保温できるものもあります。)
また、低温で調理することで老化物質AGE(終末糖化産物)の生成を抑えることもできます。
低温調理のデメリット
調理器具を買う必要があります。(1万円くらい)
1日1個サラダチキンを食べるとして、コストを比較してみました。
器具の関係で、初期コストはやはり低温調理のほうが高いです。
しかし、約80日後には低温調理のほうがトータル安くなります。
詳しい計算は以下です。
セブンイレブンのサラダチキン(115g): 213円(2020/11)
低温調理1回あたり: 98円
- 鶏むね肉(115g): 69円(近くのスーパー)
- ジップロック(1枚): 24円(Amzon)
- 水道代と電気代: 5円(多めに見積もって)
低温調理・初期費用 9099円
- 低温調理器: 7699円(Amazon)
- 容器: 1400円(Amazon)
初期コストを含めないと115グラムあたり、98円になります。コンビニの2分の1以下になりますね!
鶏むね肉の低温調理
メリット・デメリットについて説明したところで具体的な使用法を紹介します。
用意するもの

- 低温調理器
- ジップロック
- 水を入れる容器
- 水
- 鶏むね肉
低温調理器は安いもので問題ないです。
高いものだとスマホ連携とかあります。
1年くらい経つとより安くて小型のものが、出てきているのでたまに買い替えるといいかもしれません。
肉をジップロックにいれる
鶏むね肉の皮を剥いで、ジップロックにいれます。
真空にするとより熱が通りやすいので、動画のやり方で真空にします。
低温調理器をセットする
水槽に水をいれて、低温調理器をセットします。
水の量は食材にかぶるくらいです。
低温調理器で時間と温度を設定して、水を加熱します。
1時間で61度に設定します。
水の温度が設定した温度になるまでしばらく待ちます。
肉を水槽にいれる
水の温度が61度になったら、肉をいれます。

完成
一時間たったら、肉を取り出します。
完成です。

切ってのりとかトッピングしてみるとこんな感じです。
岩塩やチューブ調味料(にんにく、わさび、からし)かけると美味しいです。

まとめ
低温調理について、紹介してみました。
個人的に鶏むね肉の調理では、低温調理が最高だと思っています。
難しそうなイメージがある低温調理が簡単であることが伝われば嬉しいです。
- 手間が少ない
- 大量の鶏むね肉を一度に調理できる(2kg)
- しっとりやわらかく仕上がる
- 調理器具を買う必要があるが、長期的に見るとサラダチキンより安い
デメリット
- 調理器具を買う必要がある(1万円くらい)

